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スティーヴン・ハーパー「何がトランプを勝たせたか」

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スティーヴン・ハーパー「何がトランプを勝たせたか」
Stephen Harper「Why Trump Won」


カナダ元首相のスティーブン・ハーパーが語る動画「何がトランプを勝たせたか」を訳してみた。
https://togetter.com/li/1333203









私はカナダの国政選挙で7回当選しました。そのうち3回は首相としてです。
I was elected to the Parliament of Canada seven times—three times as Prime Minister.

私はドナルド・トランプがアメリカ大統領に選出されるとは予想していませんでした。
I did not expect Donald Trump to be elected President of the United States.

しかし、他の多くの観察者とは異なり、少なくともその可能性は感じていました。なぜでしょうか。
But unlike most observers, I did think it was at least possible. Why?



トランプ氏と同様に、私も政治的な状況が大きく変化していたことに気付いていたからです。
Because I sensed, as Mr. Trump surely did, that the political landscape had shifted.


基本的な論点はこうです。
The underlying issue is this:

過去数十年間で、グローバリゼーションのおかげで、10億人が貧困から脱出しました。主にアジアの新興市場の人々です。
Over the last few decades, thanks to globalization, a billion people—mostly in the emerging markets of Asia—have lifted themselves out of poverty.

これはもちろん良いことです。
This, of course, is a good thing.

しかし、同じ期間に多くの西洋諸国においては、勤労者の収入は停滞するどころか、減少することさえありました。
Yet, in many Western countries, the incomes of working people have stagnated or even declined over the same period.


簡潔に言えば、グローバル経済では暮らしが良くならないから、多くの米国人がトランプに投票したのです。
In short, many Americans voted for Donald Trump because the global economy has not been working for them.

この認識は間違いだと取り繕うこともできます。
We can pretend that this is a false perception.

人々の暮らしに関する考え方に誤解があると彼らを説得することもできます。
We can keep trying to convince people that they misunderstand their own lives.

しかし、彼らの言い分に耳を傾け、解決策の提供を試みることもできます。
Or we can try to understand what they are saying and offer some solutions.


私は最後のアプローチを好みます。
I prefer the latter approach.

説明しましょう。
Let me begin with this:

英国人ジャーナリストのデイビッド・グッドハートによれば、現代社会には、どこででも生きていける「どこでも」派 (Anywheres) と、そこでしか生きられない「ここだけ」派 (Somewheres) が存在します。
In our contemporary world, there are, as British journalist David Goodhart describes it, those who can live “Anywhere,” and those who live “Somewhere.”

国際的な金融機関、IT企業、コンサルティング会社などで働く自分を想像してみてください。
Imagine you work for an international bank, computer company, or consulting firm.

あなたは、ニューヨークでも、ロンドンでも、シンガポールでも生きていけます。
You can wake up in New York, London, or Singapore and feel at home.

あなたの仕事は、輸入競争や技術的な変革に脅かされることはありません。
Your work is not threatened by import competition or technological dislocation.

あなたはあらゆる国際貿易協定と移民政策の推進を明確に支援するでしょう。
You vocally support all international trade agreements and high levels of immigration.

あなたは「どこでも」派の1人です。
You are one of those who can live Anywhere.

こうした人々はたくさんいます。
There are a lot of those people.

しかし、まったく異なる生活を送る人々はもっとたくさんいます。
But there are a lot more completely unlike them.


工場や小売業で働いている人や、小さな会社の経営者を想像してください。
Let’s say you’re a factory worker, a small-businessperson, or in retail sales.

あなたの仕事は、アウトソーシング、安価な輸入品、技術の変化に大きな影響を受けました。
Your work has been disrupted by outsourcing, cheap imports and technological change.

子供たちは地元の学校に通い、高齢のご両親は近くに住んでいるでしょう。
Your children attend the local schools and your aging parents live nearby.

あなたの社会生活は、地元の教会、スポーツ・チーム、コミュニティー・グループと結びついています。
Your social life is connected to a local church, sports team, or community group.

会社が傾いたり、政治家の政治的選択が間違っていたとわかっても、あなたは別の場所に引っ越すことはできません。
If things go badly at your company, or if policy choices by politicians turn out to be wrong, you can’t just shift your life to somewhere else.

好むと好まざるとにかかわらず、あなたの国の経済政策に頼るしかないのです。
Like it or not, you depend on the economic policies of your national or state government.

それがあなたの生活を楽にしなければ、あなたは面白くありません。
When it doesn’t come through for you, you’re not happy.

経済政策があなたをまったく無視するなら、腹も立つでしょう。
And when it ignores you entirely, you get angry.


「どこでも」派にとって、こうした懸念を一笑に付すのは簡単です。
It’s easy for Anywheres to dismiss these concerns.

しかし、グローバルな解決策と多国間の政治的機関に対する「どこでも」派の信頼は、事実というよりファンタジーに基づいています。
But the Anywheres’ faith in global solutions and multi-national political bodies is founded more on fantasy than fact.


現実問題として、法/規制の重要な機能や、財政的/金融的な安定性などは、グローバル機関ではなく、国によって提供されるものです。
The fact is, the critical functions of laws and regulations and monetary and fiscal stability, among other things, are provided by nations, not global institutions.


国は、その欠点も含め、具体的な現実です。
The nation, with all its flaws, is a concrete reality.

「グローバル・コミュニティ」は概念にすぎないといってもいいでしょう。
The “global community” is little more than a concept.

しかし、ほとんどの先進国で政治を主導しているのは、グローバリゼーションに信頼を置く「どこでも」派であり、「ここだけ」派ではないのです。
Yet it is the Anywheres, with their faith in globalization—not the Somewheres—who have dominated the politics of almost every advanced country.


しかし、それが変わろうとしています。
That is, until now.


この変革は米国に限った話ではありません。
This sea-change is not limited to the United States.

「どこでも」派のエリートと「ここだけ」派のポピュリストという同様の対立は、西洋世界のいたるところで繰り広げられています。
The same dynamics—“Anywhere” elites versus “Somewhere” populists—is playing out all across the Western world.


ここまでの話でもお分かりのように、こうしたポピュリストは、主要メディアがよく言う無知で見当違いの「嘆かわしい人々」ではありません。
These populists, as I’ve tried to show, are not the ignorant and misguided “deplorables” depicted in mainstream media.

彼らは私たちの家族であり、友人であり、隣人なのです。
They are our family, friends, and neighbors.

ポピュリストは、その名のとおり、普通の人々の利害を代表します。
The populists represent, by definition, the interests of ordinary people.

そして、民主的なシステムでは、人々は私たちの顧客といってもいいのです。
And, in a democratic system, the people are supposed to be our customers.


では、彼らに最高のサービスを提供するにはどうすればよいでしょうか。
So, how then can we best serve them?

私は、「ポピュリスト保守主義」と名付けたアプローチを提案します。
I propose an approach I call “populist conservatism.”

実証済みの保守的価値観を基礎としながら、エリートではなく、「ここだけ」派の人々やその家族、すなわち普通の人々にとって気になる問題を語る必要があります。
Grounding ourselves in tried and true conservative values, we must speak to the issues that concern the Somewheres and their families—those of ordinary people, not elites.

こうした問題には、市場経済、貿易、グローバリゼーション、移民などが含まれます。
Those issues include market economics, trade, globalization, and immigration.


これらの問題に対処する際、保守派は、自由市場、貿易、グローバリゼーション、移民に賛成すべきです。
In addressing these issues, conservatives should remain pro-free market, pro-trade, proglobalization and pro-immigration.

こうした論点について、まったく逆の方向を目指すのは間違いです。
Going in a completely opposite direction in any of these areas is a mistake.


しかし、自由貿易を信奉することは、すべての規制を撤廃することや、労働者の保護に政府が一切関与しないことを意味するわけではありません。
But being pro-market does not mean that all regulations should be dismantled or that governments should never intervene to protect workers.

貿易の促進を支持するからといって、すべての貿易協定を歓迎するわけではありません。
Being pro-trade does not imply that every trade agreement is a good one.

グローバリゼーションを支持することは、国や地域コミュニティへの忠誠心や責任を放棄することを意味するわけではありません。
Being pro-globalization should not entail abdicating loyalty or responsibility to our country and our local communities.

移民を支持することは、不法移民を認めること、国境をなくすこと、市民の利害を無視することではけっしてありません。
And being pro-immigration should never mean sanctioning illegal immigration, erasing our borders, or ignoring the interests of our citizens.


私はこれを「ポピュリスト保守主義」と呼びますが、実際のところこれは単純な保守主義です。
I call this “populist conservatism,” but it’s really just conservatism.

保守主義とは、世界をありのままに見ることです。
Conservatism is about seeing the world as it is.

保守主義とは理論ではなく現実の人々のために働くことなので、本質的にポピュリストでもあります。
It’s also inherently populist because it is about serving real people rather than theories.

「今、ここで: 混乱の時代の政治とリーダーシップ」の著者、スティーヴン・ハーパーでした。
I’m Stephen Harper, author of Right Here, Right Now: Politics and Leadership in the Age of Disruption, for Prager University.



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